小学生で特定のモノに強いこだわりを持つ理由

小学生で特定のモノに強いこだわりを持つ理由

小学生くらいであれば色んなモノに興味を示しますが…


小学生くらいで何にも興味を示さない方が心配なくらいですが、一般的な感覚からすれば、何故そんなことに強いこだわりを示すのか理解に苦しむという場合があります。

例えば、「朝起きる→トイレに行く→歯を磨く→朝食を食べる」この順番がひとつでも狂うとパニックになってしまうほどのこだわりを示すような場合があります。

他には、半袖の服を着る季節になっても、尋常ではないくらい長袖の服を着ることにこだわりをみせ、毎年半袖の服を着せるのに苦労する…など、普通では「なぜ?」と思うような「こだわり」を示すようなこともあります。

ここまでの「こだわり」を見せる場合は、自閉症などの疑いを持つ必要があるかと思われます。しかし、書籍などで自閉症などの知識を得ても、それは専門医に診てもらうべきかを判断する程度にして、最終的な判断は専門医に診断を任せて下さい。決して、素人判断できるモノではないですから…。

小学生が強いこだわりを持つ場合の親の対応

小学生が強いこだわりを持つ場合の親の対応

小学生くらいで特定のモノに強いこだわりを見せているということは、ほとんどの場合、小学生までには自閉症の疑いを持って専門医に診てもらっている場合が多いかと思われます。

しかし、知的障害のない自閉症と呼ばれているアスペルガー症候群の場合は、小学生になっても「少し変わった子供」という味方をしてしまい、親でさえアスペルガー症候群の可能性に気付かない場合も少なくありません。

アスペルガー症候群の場合、知的な部分の障害が見受けられないため、親でさえ障害に気付かないことがあるのですが、下記の項目でいくつか該当する点があれば、一度専門医に診てもらうようにして下さい。


☆アスペルガー症候群チェックリスト

・他人とのコミュニケーションが上手く取れない

・相手の気持ちが分からない

・会話が噛み合わない

・話しをするときに目をそらす(合わせられない)

・言葉に抑揚がない(単調で一本調子な喋り方)

・想像力が欠如している傾向にある

・形の無いモノに対して極端に理解が乏しい

・運動能力が低い

・手足を使うことが不器用

・モノについての理解はできる

・年齢の割りに大人びた話し方をする(子供の場合)

・規則を守ることが得意

・特定のモノに対して異常に興味を示す

・手順にこだわる

・文字、数字、絵を描くことなどで独特な才能を持っている

・文字、日付、記号などをよく覚える


こだわりの強い小学生の教育

小学生のこだわりを受け入れる必要性

アスペルガー症候群の有無はともかく、上記の項目で気になる点がいくつかあれば、子供を教育する上で悩まれているかと思われます。

アスペルガー症候群の子供への対応方法は、アスペルガー症候群の子供でなくても非常に役立つモノとされています。いずれにしても、大切なのは子供との対話です。

その対話方法等ですが、一番参考になるのは実際の親御さんの体験談です。そこで、小学生アスペルガー症候群のお父さんのお話しがありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。



実体験から得た子供との接し方  小学生アスペルガー症候群のお父さんのお話

小学生のこだわりについて

子供にとっては自然なことなのです・・・

アスペルガー症候群の子供の「こだわり」は、子供にとっては自然なことですし、それをせずにはいられないものですから、特に害がないようなことであれば無理に矯正する必要はないかと思われます。

ヒントを得たなら・・・

上記のような特徴があることを確認して、親がそれなりの対応をする必要があるとヒントを得たなら、あとはそれは受け入れて対応するだけです。子供の教育ですから、忍耐も根気も必要になることはあるかとは思われますが、すべきことを理解して実行すれば、子供もそれに応えてくれます。一朝一夕に事を成し得ることは出来ないかも知れませんが、焦らずにいきましょう。

実体験から得た子供との接し方  小学生アスペルガー症候群のお父さんのお話


数千人が実践し効果が証明された  2週間で視力を回復させる方法

頑張って記憶しようはダメ!  東大合格者の日本史・世界史記憶術

63分で、脳を変化させる!  2000人以上が習得した新速読法

,br />

アスペルガー症候群について

小学生くらいであっても、こだわりが強い子供の場合、小学生とは思えないほどの知識を持ち、まわりの大人たちを驚かせることがあります。あまりの凄さに天才少年などと呼ばれることもあるかとは思いますが、バランスというものは大切です。例えば、数学に関しては天才的な能力を発揮するが、それ以外のことは日常生活に支障をきたすほどダメということではいけませんからね。ただ、実際にそのような子供がいるのは事実です。極端な例を出すと、アスペルガー症候群の人たちは、そのような傾向にあります。アスペルガー症候群とは、知的障害のない自閉症といわれています。アスペルガー症候群は個人差がありますが、他人の感情を察することが苦手なため、他人とのコミュニケーションが上手く出来ないという特徴があります。しかし、自分が興味をもったことに対しては、普通の人ではかなわないほどの強いこだわりを持つため、まわりの人たちに天才と言わせるほどの能力を発揮することも珍しくありません。このように、アスペルガー症候群の人たちは、アンバランスな性質持ち合わせているのですが、親がアスペルガー症候群というものを知らない場合、少し変わった子供だと思ったまま見過ごしてしまうことも少なくありません。もし、気になるようなことがあれば、アスペルガー症候群のいくつかの特徴と子供の普段の生活とを照らし合わせてみて下さい。いくつか合致する場合は専門医と相談する必要があるかもしれませんから…。

Copyright © こだわりが強い小学生 All rights reserved